金魚バックル修理
お客様より壊れましたベルトのお写真を受け取りまして、修理は出来ないかと軽くお尋ねを頂きましたが、普通にロウ付けや溶接は本体を溶かしてしまいますので、簡単には修理は出来ません事をお伝えしました。お持ち頂きました当初には簡単に付けて貰えるのではないかとお考えのご様子でしたが
お客様は修理なので、『簡単に出来る元と同じに直る』と思われていたご様子でした。
素材は飾り部分本体はアンチモーニです。
この手の修理に付きましては、お客様が思われております様に簡単には止め金具と本体を付けることは出来ません。ベルトを留めます部分は、真鍮でハンダまたは錫によります溶着となっております。
表がアンチモーニですのでロウ付けはできません。本体の金魚部分はアンチモーニですのでハンダの様に低い温度で溶けてしまいまして金属の塊になり壊れてしまいます。
従いましてベルトを留めます棒の部分は補強の金属とロウ付けを行いまして本体の金魚と付けることとなります。お客様へ以上の説明を詳しく行いますとご納得して頂いたご様子でした。
やはり、溶接や、ロウ付けの様に取れた部分を金属のロウ材を溶かして付ければ簡単に治せると考えていらしたご様子でした。
お話のご様子からしますとベルトをご購入しました際のお値段よりも修理代金の方が掛かってしまうとの事でしたが、私共もこのような修理が大変難しいお品物を修理を行いますと技術的にはとても難しく、また、他所では行っておりません。従いまして、お客様がこちらのお品物に対してどれくらい忘れられない大切な想い出が詰まっているかによりまして私共の修理の代金が決まります。
それで、再び使える様に修理を行いますとお品物に付いております想い出も壊れず蘇ることになります。
一度、以上の話をお持ち帰り頂きまして落ち着いてご検討との事でご自宅で検討されました。
それから何日か経ちまして、再びメールを頂きまして、どうしてもこの品物のに付いております想い出が無くなるのは寂しく我慢できませんので修理を依頼したいとの連絡を受けまして修理をお受けしてベルトをお預かりしました。
修理にはかなり時間がかかりまして慎重に行いまして、使えます様にお戻しすることがっ出来ました。
修理完了後は、お客様は想い出が無くならずに蘇り大変お喜びになり私共もとても嬉しくなりました。


ベルト修理ベルト修理直後
2026/05/30(土) 13:34 ベルト壊れ修理 permalink COM(0)